エチケット・ドレスコード Etiquette and Dress Code
ゴルフ場でのエチケット
ゴルフが他のスポーツと異なるのは、その戦略性の高さや、メンタルが結果に大きく影響を与えるということだけでなく、「エチケットやマナーを重視する」という点にあります。
結果がすべての競技において、エチケットやマナーを重視しなければならないという特徴は、他のスポーツにはあまり見られません。
そのニュアンスは、いわゆるスポーツマンシップとも異なります。
そうではなく、プレーする個人個人がいかに紳士的な対応ができるかということを問われているのです。
たとえば、ゴルフ場で守らなければならないエチケットには、次のようなものがあります。
- ストロークやスイングの際には、十分周囲に気をつける
- 前の組のプレイヤーに球が届かない範囲になるまで打ち出さない
- 打った球が誰かに当たりそうなときには、大声を出して注意喚起する
- 他のプレイヤーの邪魔になる行為はしない
ドレスコードについて
エチケットと同様に守らなければならないのが「ドレスコード」です。
ドレスコードとは、服装の規定のことを言います。
いわゆるゴルフのユニフォームと考えてもいいでしょう。
男性と女性の場合で若干異なります。
- 帽子やサンバイザーを着用する
- 襟付きシャツかロングネックシャツを着用する
- デニムやスエット、カーゴパンツは履かない
- ベルトを着用する
- ショートパンツ時にはソックスを着用する
- ソフトスパイクかスパイクレスシューズを履く
とくに男性の場合には裾をズボンに入れること、女性の場合はノースリーブが不可なことに注意してください。
すべてのお客さまにご満足いただくために
そもそもゴルフは、審判が立ち会うということがありません。
つまり、スコアをつけるのもルールを守るのも、すべてはプレイヤー次第ということになります。
だからこそ、エチケットやドレスコードを自ら厳守することで、自分自身を律する必要があるのです。
それができないプレイヤーは、ゴルフをする資格はありません。
反面、エチケットやマナーをしっかり守ることができれば、それだけで立派なプレイヤーの仲間入りです。
身体を鍛えてスコアを伸ばすということだけでなく、精神的に成長できるゴルフを、ぜひ心技体ともにお楽しみください。
はじめての人のゴルフマナー Golf Manners
ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」です
打ちっぱなしを経験しただけのプレイヤーはゴルファーとは呼べません。
その理由は、「ゴルフのマナーを身につけていないから」です。
ゴルフは、技術だけを身に付ければそれでいいというものではないのです。
マナーを知り、マナーを守ることで、はじめてゴルファーになれるのです。では、ゴルフのマナーとはどのようなものなのでしょうか。
マナーを守って楽しくプレー
ゴルフのマナーは、次の3つのポイントから成り立ちます。
- プレーファーストを心がける
- 他人に迷惑をかけない
- コースをいたわる
プレーファーストとは、プレーとプレーの間の行動を、できるだけ素早く行うように努めることです。
ラウンドには、他のプレイヤーもいます。
自分たちだけで楽しむのではなく、他の組のプレイヤーにも配慮することが大切なのです。
また、他人に迷惑をかけないというのは、あらかじめ基本的なルールを身につけておくべきということです。
ストロークやスイング時には周囲に気を使ったり、パターやサンドウェッジの取り扱いに注意するなど、基礎を身につけてからコースに出る姿勢が大切です。
3つ目のコースをいたわるというのは、ゴルフがあくまでも自然の中で行うスポーツであるということに起因しています。
ラウンドに穴を開けてしまったり、グリーンのケアをおろそかにしてしまうことのないようにしましょう。
一人のマナー違反が、多くの人の気分を害します。
スコアよりも大切なこと
せっかくゴルフをする以上、いいスコアを叩き出したいと思うのは自然なこと。
しかし、それ以前に基本的なマナーが身についていないと、本物のゴルファーにはなれません。
初心者のうちからしっかりとマナーを身につけ、ラウンドに出るようにしましょう。